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八幡スポーツ少年団10001
戸倉ファイターズ0032x5

それでも悔し涙

チームで優勝を狙いに行ったこの大会。
迎えた決勝戦。先制点を上げるも追加点がなかなか奪えず我慢の展開が続いた。次の一点を奪われてからは、少し浮足立って自分たちの野球ができなかった。
結果は、「準優勝」。選手たちは人目もはばからず涙を流した。

「今は我慢。秋には笑っていよう。」と新チームがスタートしてから言い続けてきた。それに選手も応えてくれてきた。一生懸命野球に打ち込んできた。技術だけでなく、野球も覚えた。

「準優勝」。
春のことを思えば喜んでもいいだろう。笑える秋になったと言ってもいいだろう。でも、選手は今でも悔し涙を流している。
「準優勝」でも満足できないチームになった。そこに選手たちの真の成長をみた。この選手たちが誇らしかった。

「優勝して監督を胴上げするんだ!」と言ってくれていた。今日それが叶わなかったけど、「胴上げ」以上の素晴らしいものを選手たちから受け取った。

ミーティング中、何度も「監督の責任だ。」と謝ろうとしては吞み込んだ。今日の敗戦は間違いなく監督としての未熟さが大きかった。だけど、「野球をやるのは自分たちだぞ。」と教えてきたし、監督が謝ったところで今の選手たちには届く言葉ではないだろうとも思った。私も選手に負けないよう成長しなければいけない。