123456TOTAL
八幡スポーツ少年団0000101
須高少年野球100001x2

下を向く必要はない。上を向いていい!

一点を争う緊迫した試合となった。
攻撃面では、投手を中心とした堅守の須高さんをなかなか攻略することができず遠いホーム。守備面では、先発の虎太朗を中心に簡単にホームを踏ませず、失点を最小限に抑えた。

今日の試合は、数々の共通ワードが春の学童大会のある一戦を思い出させた。
あの時の試合も、両チームとも投手を中心に守備が光り、一点を争う好ゲーム。スタメンを外れた優希の涙から始まり、チームが一つになって最後まで戦い続けた。そして、掴んだサヨナラ勝ち。

今日は、その時の対戦相手である須高Jさんと兄弟チームの須高さん。そして、その試合と同様に一点を争うゲーム展開。今日もチームは一丸となって戦い続けていた。終盤には優希が起死回生の本塁打を放ち同点に追いついた。最近、バットが湿りがちだった優希の努力を見ていたチームメイト(イカツイ親父含め)は、試合中にも拘わらず優希と共に涙を流して喜びを分かち合った。集中力は最後まで切らさなかった。しかし、この試合は最後にスクイズを決められゲームセット。今回もサヨナラゲームとはなったが、違ったのは勝利ではなく敗戦。

プレッシャーの掛かる場面も多くあった中で、グランドでもベンチからも常に声を掛け合い、チームを鼓舞し、最後まで戦い抜いた選手たち。この試合でも選手から感動をもらった。スクイズでのサヨナラ負けに、指導が足りなかったと選手を擁護した監督の言葉。コーチ陣からの負けても褒められる試合という賛辞。選手に向けられた言葉からも感動をおぼえ、同時にチーム八幡を感じた。

選手・指導者がこの試合に掛けていた思いは大きく悔しい敗戦ではあったが、個人もチームも大きな何かを手にした気持ちになった。

1回戦