No.18 子供を上達させる魔法の言葉をご存知ですか?
「桜井さんは、スポーツ学などをどこで学ばれたのですか?」
最近このような質問を多くいただきます。
私は今まで体育の授業以外に、スポーツについて学んだことはありません。
数学や計算は苦手な根っからの文系人間です。
ですから、私がお伝えする内容は今たくさん世間にでている動作の解析や数学的な理論書のよう
なものではありません。
ロボットがピッチングやバッティングをするのであれば、
公式や数字をコンピューターにインプットすればそれで済んでしまいます。
腕の角度はいくつ、肘の角度はいくつ、次の動作では角度をいくつに・・・。
頭ではわかっていても実践ではそんなことを考えながら動くことはできません。
そのために反復して練習をして体で覚えるわけですが、
その時に大事なのが「イメージ」だと考えています。
公式や数字とロボットの仲介役になっているコンピューターの役目をするのがイメージです。
たとえば、「腕をトップにもってくる時に肘の角度をいくつに、肩と肘はいくつにする」
と考えるのではなく、「手のひらを後頭部にぶつけるように上げる」イメージのほうが単純で分かりやすい。
そのイメージをできるかできないかは発想力です。
そして発想は経験にもとづくものだと考えています。
私がご紹介するものもこの経験であり、なんとか理論とか、
なんとか学というような小むずかしいものではなく、その根幹にあるのは「人の気持ち」です。
「よくがんばったね」
という一言でものすごく上達することだってあります。
むずかしいことは頭のいい人にお任せしておいて、私は「人の気持」というものに重点をおいて今
後も情報を発信していきたいと考えております。
八幡スポ少 返信数:0 更新日:2017/11/1 16:48 / 投稿日:2017/11/1 16:48