No.13 肩甲骨の動きって?
お父さんのための野球教室の桜井です。
先日の日曜日は久々の草野球の試合でした。
5 回を投げ、ヒット1 本の失点0 という結果。
試合も5-0で完封勝ち。
久々の試合でしたので、いつもより少し多めのウォーミングアップを行いました。
とくに意識して行ったのは「肩甲骨の動き」です。
この肩甲骨の動きはとても重要で、これがスムーズに動かなければ下半身で作った力もボールに
伝わりにくくなります。
また、ボールのスピードやコントロールだけでなく肩や肘の怪我にも影響します。
今日は、その肩甲骨の体操を1つご紹介します。

右と左の肩甲骨を離したり近づけたりする運動です。
まず、「四つんばい」になります。
腕は肩幅よりやや広めを取りましょう。
足の幅は特に気にする必要はありません。
自然な状態をとります。
その状態からまず、腕を曲げずに胸を床に近づけます。
顔は正面を向けます。
これで肩甲骨同士は近づいています。
肩甲骨同士を1cm でも近づけるよう、ゆっくりと胸を床方向に押して行きます。
このときゆっくりと息を吐くよう心がけます。
そして、ゆっくりと息をすいながらもとの位置まで体を上げてきましょう。
次にゆっくりと息を吐きながら、両手を床につけたまま胸を床から遠ざけます。
ネコが背伸びをするようなイメージで顔は床を向きながら、背中を丸めます。
このとき肩甲骨同士は離れた状態になっています。
また少しでも肩甲骨同士が離れるように、ゆっくりと息を吐きながら背中を丸めて行きましょう。
そしてまた息を吸いながらもとの位置まで戻ってきます。
これを10 回から20 回繰り返し行います。
私は試合の前には必ずこの動作を行い、肩甲骨がスムーズに動作をするよう準備をしてきまし
た。
また、現役の頃はお風呂上りや寝る前に行うストレッチの一つとして取り入れていました。
パフォーマンスの向上と怪我の予防のためにも、普段から肩甲骨を意識して動かすことを心がけ
るようにしましょう。
八幡スポ少 返信数:0 更新日:2017/10/10 17:50 / 投稿日:2017/10/10 17:50