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No5 横浜ベイスターズ元監督牛島さんとの出会い
お父さんのための野球教室の桜井です。
今日は、私の経験からプロ野球の見所というものをお話してみようかなと思います。
読者の皆さまもごひいきの球団があるかと思いますが少し着眼する所をかえて、
中継をみるのも面白いかもしれません。
私が社会人野球時代に、臨時で投手コーチをして頂いた、牛島さん。
私の勝手なイメージで「かなり細かい性格でグチグチと指導してくるんだろうなぁ」
と思いながら、挨拶のあとピッチング練習に入りました。
しかし練習中は、「じーっくり」と後ろから、前から、横からと見てるだけ。
ときおり、「おおっ」というような感じで驚いたり、
「ナイスピッチング」という声をかけてくれたり。
どちらかというと野球好きの近所の兄ちゃんのような感じでした。
元プロにほめられて悪い気がしないわけもなく、私は夢中で投げていたのを思い出します。
練習が終わりベンチ裏に戻ると、そこには牛島さんが「プカァー」とタバコを
ふかしておりました(まさにその辺の兄ちゃんです)。
「ありがとうございました」と挨拶すると、
「おお、いい球いってるやん」と関西弁。
私もタバコをご一緒することに・・・。
雑談を交わす中で、
「踏み出すタイミングをもう少し遅らせたらどぉや?」とアドバイス。
「でしょぉ?そぉーなんですよぉー」ともう友達感覚で話していました。
「腕の振りが・・・」「スライダーが・・・」など、
どんどん質問攻めで30分くらい話しました。
すごく的確なアドバイスでした,元プロとは思えない気さくな感じでした。
社会人に入ってからの練習で一番、楽しくピッチングができた一日でした。
投手というものはすごくプライドが高く、自分が一番と思っています。
練習ではうまくのせておいて、コミュニケーションをとる中でやわらかくアドバイスをする。
これが一番効果的だと思います。
牛島さんは故意に、これを実践していたのではなく、彼の性格からであると思いますが・・・。
頭ごなしに怒鳴られ、あからさまに嫌な顔をする監督やコーチの下で練習をしていた私にはすごく
新鮮であり、指導者をめざしていた私のすごく貴重な経験でありました。
選手と指導者のいい意味でのコミュニケーションってほんとうに大事ですね。
八幡スポ少
返信数:
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更新日:
2017/8/11 7:55
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投稿日:
2017/8/11 7:55
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